これは、ある日の塾での出来事・・・
JK(女子高校生) DD(男子大学生)(@kazutogame1)
JK:先生、眠いから何か話して。
DD:ええから、勉強せんかい。何の話がえんや。
JK:じゃあ、先生が高校生に戻ったら何したい?
ここから、二人の話は始まった。
勉強はしない。
DD:私が高校生に戻ったら
まず、今君がしているような勉強はあまりしないかな。
学校の勉強って無駄が多いと思うんだ。
調べたら1分でわかることを
50分もかけて授業するだろう?
今君が解いている問題だって、私に質問しなくても、Googleで検索すればわかるだろ?
JK:確かに。じゃあ塾辞めよっかな
DD:それはやめてw
経験にこそ価値が
調べたらわかることはすぐに調べればいいと思う。
他にも、英語を勉強していると思うけど、近い未来、同時通訳が一般化してきて
違う言語同士でも普通に会話できるようになるだろうから、英語の勉強もしないかな。
今後の世の中は、机で勉強することよりも、
自分で何か行動して、経験して、
そういったことにこそ価値があるんじゃないかと思うんだ。
何なら学校に行ってないかも知れないw
右向け右と言われたら全員右を向く集団なんて気持ち悪いし、
連帯責任と言って、わけのわからない罰を受ける。
あんな量産型を作る施設には行かなくていいなら行かないかもねw
だから、勉強よりも他のことに力を入れたいな!
JK:教員目指してたのによくいうねw
社長に会いたい!
JK:例えば何するの?
DD:そうだな、さっき言ったように、
経験に価値があると思うから、
有名企業の社長とかに会いに行きたいな!
高校生が本気になってアタックすれば会ってくれる社長はいると思うんだ
社長は今までいろんな経験をしていると思うから
そこで体験談とか、社会の話をいっぱい聞きたいな。
そのあと、貴重な情報を元に企業するか、ブログとかで情報を発信していきたいな。
小さいコミュニティから飛び出そう
DD:私は、大学生になって、いろんなことを学んだけど、
大学という小さいコミュニティにこだわりすぎていて
社会に目を向けていなかったんだ。
それが最近、就職活動を通して社会に目を向けるようになって、
今まで生きてきた世界の小ささに気付かされたんだ。
私は教育学部にいたこともあって
教育業界にしか興味がなくて
他の業界の仕事や社会にあまり目を向けてなかった
もっと早く気が付いていたら、
もっといろんなことができたのに。
今ではそう思う。
だから、高校生に戻れたら、
すぐにでもアクションを起こしたいな。
学校を休んででも、会いたい人には会いに行きたいし
経験できることがあるならしに行きたい!
JK:でも、先生もそんな考えになるのは、早い方なんじゃない?
DD:確かに!
周りの大学生に比べたら、すこし早いかもしれないねw
今からでも遅くないし、ちょっと頑張ってみようかな!
JK:いいね!
手を挙げることは恥ずかしいことではない
DD:じゃあ、君は今から何をするんだい?
JK:うーん。
学校の先生に進路の相談に行こうかな・・・
でも学校の先生に話しに行くの、なんか苦手なんだよな
DD:じゃあ、明日話に行こう!
JK:明日!?
DD:思い立ったらすぐ行動だよ!
JK:でも、そんなすぐ行動できないんだよね。今までもそうだったし。
DD:じゃあ、これを機に変えよう!
1歩踏み出せば世界は変わるし、
その1歩はちょっとしたことがきっかけで、
気軽に踏み出せるものだよ。
人に話しかけることも、手を挙げることも
全く恥ずかしいことじゃない。
明日から自分を変えよう!!
JK:うん、やってみる!
先生たまにはいいこと言うよね。
本でも出したら?
私買うから
そこら辺のよくわからない講演よりよかったよ。
私・・・
将来、起業しようかなw
DD:ありがとうw
起業したら報告してねw
こうして二人の話は終わった。
この日は嘘みたいに生徒は素直に話を聞いてくれた。
最近発展してきたものの、まだ田舎の一面も残す私の地域では
このような話は、高校生には刺激的だったのかもしれない。
これを機に、一人の少女が、すこしでも何かを感じてくれればと思う。